【第38回】支給決定のご連絡をいただきました


自閉スペクトラム症で請求されました。

初診日は大学生の頃で、保険料納付要件はきちんと満たされておりました。

精神障害者保健福祉手帳を申請中とのことで診断書を見せていただきました。

ご契約者様とヒアリングした感触からすると、日常生活の状態が比較的軽めに記載されていると感じました。

障害年金の診断書作成にあたり弊所から参考資料を提供し、ソーシャルワーカーさんに主治医との橋渡しをお願いしました。

日常生活の実態に見合った診断書を作成いただくことができました。

障害基礎年金2級が決定し、年額約780,000円が受給できることとなりました。

今回のように、精神障害者保健福祉手帳の診断書が軽く書かれていることはよくあります。

これをベースに障害年金の診断書を作成すると、等級不該当として支給されない可能性が極めて高くなります。

主治医にふだんの日常生活の様子をきちんと伝えておくことが何より重要です。

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