【第26回】自閉スペクトラム症での請求でご契約をいただきました


幼少期の頃から、他人とコミュニケーションがうまく取れないことが多かったそうです。

自分の思っていることと相手の思っていることが噛み合わないことが頻繁にあり、違和感を感じておられたようです。

就職先でも同僚から無視されたり意思疎通に困難があったりして、次第に仕事に行くことができなくなり体調が悪化してしまいました。

現在は休職中です。

ご本人と面談させていただき、日常生活のご様子などをお聞かせいただきました。

こだわりが強く、マイルールに当てはまらないと強くストレスを感じたり混乱したりして不安な気持ちを抱え込んでしまうそうです。

障害年金請求方針としては、初診日から1年6か月経過した時点での障害認定日請求を行います。

まず初診のクリニックで受診状況等証明書を取得します。

そしてその写しと、ご契約者様の日常生活の状況を記した参考資料を現在のクリニックに持参して診断書を作成していただく流れとなります。

現在厚生年金に加入中ですが休職中であるため、その旨を診断書や病歴・就労状況等申立書にしっかりと記載しなければなりません。

傷病手当金を受給中ですが、ご契約者様は初診日が大学在学中にありますので障害基礎年金の請求を行います。

したがって、障害年金の受給が決定した場合であっても、傷病手当金と障害年金は両方とも受給できます。

傷病手当金や障害年金の受取額が減額されることはありません。

必要な書類を丁寧に準備して、最適な結果をお届けできるように準備を進めてまいります。

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