【第27回】診断書作成のお願いに病院へ行きました


自閉スペクトラム症で障害年金を請求するために、病院に診断書作成のお願いに行きました。

事務所からほど近い距離にある病院のため、郵送ではなく直接出向きました。

車で片道1時間程度の距離であれば、直接出向くことにしています。

さらにソーシャルワーカーの方が在籍している病院は、対面してお願いすることにより診断書作成における留意点をお伝えできるのが利点です。

今回のご契約者様については、精神障害者保健福祉手帳申請用の診断書を事前にお見せいただきました。

そうしたところ、日常生活状況の様子が比較的軽い内容となっていました。

障害年金用と精神障害者保健福祉手帳用の診断書とは内容が重なる部分も多いため、手帳の診断書をベースに障害年金の診断書を作成することが予想されます。

初診日が国民年金加入中にあるため、年金を受給するためには障害等級が1級か2級に認められる必要があります。

障害年金請求用の診断書の日常生活状況を記載する欄のところには、「単身で生活するとしたら可能かどうかで判断してください」とわざわざ色付きで注意文が書かれています。

ご家族と同居していると、ふだんから声掛けをしてもらったり支援が得られるため直接の不便さを感じないかもしれません。

しかし、「1人暮らしをしたときに」日常生活がきちんと回していけるのかが診断書では問われています。

ソーシャルワーカーさんにもそのあたりのことを念入りにお願いし、診断書作成の参考資料をお渡ししてきました。

出来上がった診断書を見て、適切な日常生活の様子が反映されている内容かどうか細かく精査したいと思います。

請求に当たって、診断書以上に重要となる書類はありませんから。

目次