昨年の9月にうつ病で障害年金を請求されたお客様から、2級で支給が決まったとのご連絡がありました。
もう2月下旬なので審査結果が出るのに請求から半年近くかかりました。
その理由は、審査の途中で2回も書類の返戻(年金機構から差戻し)があったためです。
厚生年金加入中に初診日があるという前提で障害厚生年金での請求をしたのですが、それについて年金機構から疑義が入りました。
追加資料提出の要求があり対応しましたが、結果は変わらず初診日は厚生年金加入中ではなく厚生年金脱退後の国民年金加入中にある受診日が初診日として妥当との判定でした。
精神疾患で障害年金を請求する場合、出現している症状によっては最初から精神科や心療内科を受診するわけではありません。
内科や耳鼻咽喉科などを受診するケースも多いと思われます。
今回は内科の受診を初診日として請求しましたが、認めてもらえませんでした。
以前よりも、精神科や心療内科の受診日が初診日と判断されることが多くなったように感じています。
障害基礎年金の受給権は確保できましたので最低限のサポートができたかなとは思いますが、少々割り切れない気持ちも抱えています。