事例44【うつ病】障害厚生年金2級で認定された事例

概要

病名:うつ病

年代・性別:60代・男性

決定した年金:障害厚生年金2級

年金額:約170万円

相談のきっかけ

就労ができずに日常生活にも支障が出ているが、障害年金を受給できるのかとのお問い合わせが始まりでした。

当オフィスの対応

通院歴をお聞きしたところ、診断名が神経症の病名であるとのことでした。

神経症の病名ですと障害年金の対象とはなりません。

かなり長く通院している医療機関だったのですが、医師の見立てが変わらない限り障害年金の申請はできないとお伝えし、転院されることとなりました。

何回かの通院後、主治医よりうつ病の診断がありましたので、申請の準備を進めることとしました。

通院歴や就労歴を詳細にお聞き取りして、病歴・就労状況等申立書に反映させました。

診断書の内容も、実態に即した内容だったので申請手続きへと移行しました。

審査の結果

障害厚生年金2級(次回の更新年:令和7年)で認定されました。

コメント

神経症での診断名で長年通院されていましたが、転院されていなければ申請できない状況が続いていたと思います。

遡及請求のご希望が強かったのですが、事情をご説明して断念していただきました。

とはいえ、今後の受給権が正当に確保できたことは、心の大きな支えになるのではないでしょうか。

目次