事例36【双極性感情障害】障害基礎年金2級で認定された事例

概要

病名:双極性感情障害

年代・性別:60代・女性

決定した年金:障害基礎年金2級

年金額:約80万円

相談のきっかけ

障害年金の制度がある事を知り、請求を考えているが自分の症状が対象になるのかわからない。

対象になるとすれば、自分で手続きすることに自信がないのでサポートしてほしいとのご相談でした。

当オフィスの対応

面談させていただいたところ、就労が出来ない状態とのことでした。

日常生活については、自力で出来る部分とそうでない部分があるため、支障が出ている点を詳細に病歴・就労状況等申立書に記載する方針としました。

お聞きした初診の医療機関から受診状況等証明書を取り寄せた所、前医の記述がありました。

そのため、前医からも受診状況等証明書を作成していただきました。

診断書の内容は、実態よりも若干軽度で作成されている気がしましたが、病歴・就労状況等申立書で補うこととしました。

審査の結果

障害基礎年金2級(次回の更新年:令和8年10月)で認定されました。

コメント

初診日の時点では国民年金の加入でしたので、障害基礎年金の請求となります。障害厚生年金と違い3級がありませんので、診断書の内容からみても不支給の可能性も大いにありました。

しかし、診断書の記載が弱い部分を中心に、病歴・就労状況等申立書の記載を工夫したことが功を奏したかもしれません。

2級認定に結び付き安堵しました。

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