事例14【統合失調症】障害基礎年金2級で認定された事例

概要

病名:統合失調症

年代・性別:20代・男性

決定した年金:障害基礎年金2級

年金額:78万円

相談のきっかけ

お母様からご連絡をいただきました。

すでに取得した診断書が審査に通るのか心配で、病歴・就労状況等申立書も作成する自信がないので相談したいとのことでした。

診断書の内容を確認したところ大きな問題点が発覚しました。このままの状態で年金機構に提出すれば間違いなく受給できないことをご案内しました。

当オフィスの対応

初回の面談では、なぜこの診断書では受給できないのか詳しくお伝えしました。その後、病院のソーシャルワーカーにも事情を説明し、診断書の修正に応じていただけないか主治医に確認してもらうことにしました。

2回目の面談では、日常生活の様子について細かくヒアリングをしました。就労できていないことも加味すると、受給の可能性は十分あると判断しました。

日常生活の様子を詳細に記した資料を添付して、診断書再作成の依頼をしました。新たな診断書は日常生活の実態に即した内容となっていましたので申請へと移行しました。

審査の結果

障害基礎年金2級(次回の更新年:令和7年)で認定されました。

コメント

初診日が20歳未満のため、障害等級の2級に該当しなければ年金は支給されません。当初の診断書は3級程度の内容でしたので、サポ―トさせていただいたことで受給に結びつき本当に良かったと思います。

障害の程度が数値では明確とならない精神疾患での申請の難しさを改めて痛感しました。

 

 

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