事例24【双極性感情障害】障害基礎年金2級で認定された事例

概要

病名:双極性感情障害

年代・性別:40代・女性

決定した年金:障害基礎年金2級

年金額:約78万円

相談のきっかけ

お父様から電話をいただきました。

障害年金の請求をしようと思っているが、本人がナーバスになっている。

自分たちでは手続きが難しいので、相談に乗っていただけないかというご相談でした。

当オフィスの対応

ご自宅にて2回にわたりご本人及びご両親と面談させていただきました。

当初お聞きしていた受診歴のほかにも通院歴が複数あったため、まずは通院歴を整理することから始めました。

幸い通院していた当時の体調やいつ頃どの医療機関を受診していたかなどの記録を控えておられましたので、それが大いに役立ちました。

通院歴が整理できたところで、初診の医療機関に受診状況等証明書の作成を依頼しました。

ところがカルテが廃棄されていたため、コンピューター上に残されていたわずかな情報のみしか記載いただけませんでした。

また、診断書の内容を見ると、神経症のご病気も併発していたためそのあたりの評価がどのように審査機関に判断されるか懸念がありました。

そのことから、病歴・就労状況等申立書は日常生活の実態がきちんと審査側に伝わるよう慎重に作成しました。

審査の結果

障害基礎年金2級(次回の更新年:令和7年)で認定されました。

コメント

複数の懸念点がありましたが、審査の途中で書類の差し戻しや内容照会もなく無事に認定され大変安堵しました。

ご自身やご家族で手続きをしていたとしたら、請求書類を提出するまでに膨大な労力がかかり、なかなか前に進みにくい案件だったと思います。

サポートのご依頼をいただけて良かったと思います。

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