【第29回】診断書を受け取りに行きました


自閉スペクトラム症で診断書の作成を依頼していました。

依頼から2週間もしないうちにソーシャルワーカーさんから作成が完了した旨のご連絡をいただきました。

ワーカーさん同席で、診断書の内容を確認しました。

請求者の氏名、住所、生年月日などの基本情報の記入は問題なし。

初診日、現症日の記入も問題なし。

日常生活状況や就労状況の記入も問題なく、請求者のふだんの様子が適切に反映されています。

ただ1か所、日付の記入誤りを発見しました。

審査の判定に影響するような誤りではないのですが、初診日に関連する部分なので慎重の上にも慎重を期し訂正いただくこととしました。

幸いにもその日のうちに訂正していただくことができました。

診断書を受け取る際、記入漏れや記入誤りが全くなく即時に受領できるケースは実は多くありません。

何かしら手を加えていただくことが圧倒的に多いのが現実です。

今回は、事務所からほど近い医療機関であったことやワーカーさんが間に入ってくださっていたので、スムーズに修正に応じていただけました。

遠隔地の医療機関の場合は郵送でお願いするわけですが、日数もかかりますし直接お会いしてお話しできないのでこちらの意図が正しく伝わっているのかが不安になります。

この作業を請求者ご自身や支援者の方が行うのは労力もかかりますし、ましてやどの記載内容が誤っているのかすら判断できないケースが圧倒的に多いと思われます。

障害年金専門社労士の介入が、1日も早く請求するためには欠かせない要素だと改めて実感しました。

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