事例16【うつ病・注意欠陥多動性障害】障害厚生年金2級で認定された事例

概要

病名:うつ病・注意欠陥多動性障害

年代・性別:40代・男性

決定した年金:障害厚生年金2級

年金額:120万円

相談のきっかけ

お母様からご連絡をいただきました。定職にも就けず、家業を若干手伝っている程度とのことでした。

自分が支えられなくなった時のことを非常に心配されておられました。

今のうちに障害年金の申請をして、経済的な安心感を確保したいとのことでご相談いただきました。

当オフィスの対応

ご本人、お母様とご自宅にて2時間30分ほど面談をさせていただきました。

初診日の候補日となりそうな日が複数ありました。また、途中の数年間は通院が途絶えた時期もありましたので初診日の特定は慎重に行いました。

そのため、初診日を証明する受診状況等証明書は複数の医療機関から取得しました。

医療機関も転々としていたため、受診歴の確認作業に時間を要しましたが丁寧に洗い出しをしていきました。

必要な書類が整ったので診断書の作成を行いました。内容も実態に即したものでしたので請求へと移行しました。

審査の結果

障害厚生年金2級(次回の更新年:令和6年)で認定されました。

コメント

当初は診断名も判然とせず、主治医が診断書を作成してくれるかも微妙でした。

幸いに、主治医の方から障害年金についての案内があり診断書作成にもご理解をしていただきました。

就労したいとのご希望をお持ちではありますが、主治医からストップがかけられている状態です。

障害年金の受給により経済的な不安は多少和らいだかと思いますので、まずはじっくりと治療に専念されて欲しいと思います。

 

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