【案件4】うつ病 30代 男性  

【令和3年8月3日掲載】
【令和3年8月30日更新】
【令和4年1月7日更新】

相談のきっかけ

国家公務員として勤務されていましたが、体調不良により10年ほど前に退職されました。

その後も、体調を見ながら就職をするも体調の悪化を招き、その都度、短期間で退職をされているという状況でした。

障害年金を受給することに引け目を感じておられましたが、経済的不安も大きくなってきたことからホームページを見てご相談いただきました。

無料診断をお受けいただき、日常生活に関するチェックリストとご本人からのお話しの内容から、受給の可能性は高いと診断しました。

手続きの途中経過

ご自宅近くのファミリーレストランで、ご両親にも同席いただき約2時間30分面談をしました。

現在までに数か所の医療機関を受診されておりました。

当初は、障害認定日(初診日から1年6か月経過した時点での請求)での請求を視野に入れていました。

障害認定日は10年以上前ですが、医療機関にカルテが残っており診断書は作成してもらえる可能性もありそうでした。

初診日の時点では共済組合に加入中のため、請求は日本年金機構ではなくて共済組合に行います。

ところが、共済組合の規定により、現在から5年前の診断書も必要とのこと。

現在から5年前の時点では転院されており、そこの医師から「当時症状が軽かったので診断書は作成できない」と、すでにご本人はお聞きになっておりました。

したがって、障害認定日での請求は断念し、事後重症請求(未来に向けての請求)に方針を切り替えました。

現在通院中の医師は、障害年金の申請にも理解を示され、受診歴が複雑なので専門の社会保険労務士を間に入れたほうがスムーズでは・・・とのアドバイスもされたようです。

受診歴の確認が難航しましたが、ご契約者様の協力もあり整備することができました。

診断書の作成も、依頼してから1週間もしないうちに作成していただきました。

出来上がった診断書を見て気になった点がありましたが、あえて修正を求めることはしませんでした。

なぜかというと、理由は2点です。

①気になった点について指摘をされるのか微妙であり、共済組合の出方を見極めたかった。

②事後重症請求となるため、7月中に書類一式を共済組合に送付したかった。

診断書の補正を求めると、すでに月末に近く時間的な余裕がないため7月中には請求できないことが確実だからです。

もし請求が8月にずれこむと、年金の受給が決定した場合、受け取りは9月分からとなります。

7月中に送付できれば8月分から受給できるため、ご契約者様の不利益を避けられます。

送付から数日後、共済組合から連絡が入りました。

診断書の気になった点についての指摘でした。

診断書を補正していただき、再び共済組合に送付するのは8月上旬の予定です。

しかし、7月中に書類一式は共済組合に届いているので、あくまでも受付は最初に送付した時の7月のままで変わりません。

【ここから令和3年8月30日更新】
診断書の修正もすぐにしていただきました。

遠方の医療機関であるため、電話と郵送のやり取りしかしていません。

しかしながら、電話口での職員の方の対応も良くて、その都度スムーズに必要なことを手配して下さり非常にありがたかったです。

年金生活者支援給付金の請求書も共済組合に送付しましたが、こちらは返送されてきました。

この請求書は、年金の受け取りが決まった後、日本年金機構へ提出してほしいとのことでした。

年金受給決定後、速やかに提出することで、さかのぼって年金と同時に受け取ることができます。

初めてご相談いただいてから、1か月半で請求書の提出まで済ませることができました。

診断書の作成期間がたいへん短かったことが、スピーディな請求に結びついた大きな要因です。

また動きがありましたら、随時情報の更新をします。

【ここから令和4年1月7日更新】
請求から2か月もしない10月中旬に、障害厚生年金2級が決定しました。

共済組合によっては、審査が長期化することもありますが予想外のスピードで認定されました。

保留となっていた年金生活者支援給付金の請求書は、共済組合からのデータが日本年金機構の情報に反映されたのを確認して提出しました。

共済組合が絡むと年金は分割して支給されます。

障害基礎年金は日本年金機構から、障害厚生年金+障害共済年金(支給されない場合もある)は共済組合からという具合です。

支払いの事務手続きをする担当が1箇所ではないという理由です。

次回の診断書提出は令和6年です。

経済的な安心感を得ることができましたので、まずはゆっくり療養していただきたいと思います。

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