事例52【統合失調症】障害厚生年金3級で認定された事例

概要

病名:統合失調症

年代・性別:50代・女性

決定した年金:障害厚生年金3級

年金額:約60万円

相談のきっかけ

ご主人様からメールで問い合わせがありました。

何とか仕事に行っているが、体調が悪化したため退職を検討している。

日常生活も、本人だけではうまく回せないとのことでした。

当オフィスの対応

ご主人様同席のもと面談を行いました。

主治医から障害年金の診断書作成については、同意を得ているとのことでした。

退職予定とのことでしたので、退職後の時点で診断書の作成をしたほうが良いことをお伝えしました。

医療機関の方針で、社労士単独でのサポートが困難でしたので、ご本人様より診断書作成の参考資料をお渡ししていただきました。

審査の結果

障害厚生年金3級(次回の更新年:令和8年)で認定されました。

コメント

ご退職せざるを得なかったこと、ご主人様から多くの支援を受けている日常生活のご様子から2級での認定を目指しました。

病歴・就労状況等申立書で日常生活の困難さを訴えましたが、出来上がった診断書の内容はそれほど重い状況とは認められないものでした。

精神疾患の診断書は、同じ症状であっても医師の見立てによって大きな差が生じることも頻繁です。

結果的には、日常生活には支障がないが、就労には支障が生じているという3級での認定にとどまりました。

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