事例29【自閉スペクトラム症】20歳を迎えた直後に請求して認定された事例

概要

病名:自閉スペクトラム症

年代・性別:20代・男性

決定した年金:障害基礎年金2級

年金額:約78万円

相談のきっかけ

お母様からの電話相談で始まりました。

特別児童扶養手当を受給しているが、20歳を迎えるにあたり申請を検討されている状況でした。

就労できておらず、日常生活状況からも受給の可能性は十分あるとご案内。

スムーズに請求手続きをしたいため、サポートをお願いしたいとのことでした。

当オフィスの対応

ずっと小児科を受診されていましたが、20歳を迎えるため新しいクリニックに転院されたばかりでした。

まずは、小児科から受診状況等証明書を取り寄せました。

しかし、その証明書の診断名は障害年金の対象となるものではありませんでした。

お母様はその点を心配されましたが、転院先のクリニックでは自閉スペクトラム症と診断されているとのことでしたので診断書の作成依頼に踏み切りました。

診断名は自閉スペクトラム症でした。したがって、受診状況等証明書の診断名が障害年金の対象外でも問題ありません。

診断書の内容も実態と相違ないものでしたので請求に移行しました。

審査の結果

障害基礎年金2級(次回の更新年:令和7年)で認定されました。

コメント

転院してから間もない段階で診断書を依頼しましたので、診断名がどうなるか判然としない状況でした。

ただ、当オフィスも何回かやり取りをしているクリニックであり、患者様からの評判も大変良いことも熟知しておりましたのでスムーズに診断書を作成していただきました。

特別児童扶養手当は20歳になると打ち切りとなります。

そのため、20歳になった直後に障害年金の請求をすることで早期に年金の受給権を確保することが大切です。

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